美容師が幸せになるためには頑張らなきゃいけないのはもちろん美容師なわけで
こんばんは。青森市のビビアンスーの美しさを再認識している美容室「アオノハ」成田です。
やっぱりボブは素敵。
からの
スッキリ!
秋冬はなおさら首元スッキリの方がマフラー、ストールにも合うんです!!
と、話は変わりまして、まだオープン2ヵ月のアオノハですが、最近強く感じること。
髪の毛で悩んでるお客様が本当に多い
当然といえば当然。
まだ2ヵ月なのでお客様はほぼご新規のお客様。
いろんなところでアオノハのことを、成田のことを知ってくださりご来店くださるのは本当にありがたいことなのですが、
それはつまり、、
前回(まで)行った美容室に行かないという判断をしたということ。
ある意味、新しくアオノハがオープンしたからといって、今までの美容室、美容師さんを信頼していて絆もあって、気に入っていたら、アオノハにご来店はしてないわけで。
(もちろん身内、友人の恩恵はあるけど)
本来同じ美容師さんに担当させてもらった方が髪質、骨格、性格、ライフスタイルまで共有できてるので、クオリティは高まるはずなんです。
お客様を担当させて頂くたびに本当に考えさせられます。
私にとってもこんなにご新規様の割合が高い日々も貴重なので、なるほどな〜と勉強になります。
理由は人によってそれぞれですが、
ある程度大きめのお店では
・待たされる
・流れ作業で回されてる感じ
という言葉をよく聞きます。
私も過去を振り返って耳が痛いところです。働くスタッフも努力していて苦労しているのも目に浮かびます。でもお客様にはやっぱり関係ないのです。「お客様の時間を預けて頂いている」ことに慣れてしまうことは本当に怖いことです。
長く通っていたのに
・マンネリ
を感じて、という方もいらっしゃいます。
ヘアスタイルもそうだし、対応に「慣れ」を感じて、だんだん扱われ方がラフになってきたと。
お客様もそれぞれなので、距離感が近くなって親しみを増すことも多いですが、プロとしてのけじめ、ラインがないとそれは接客では無くなってしまうのです。
聞いてるだけで身が引き締まります。
明日は我が身。緩めずに頑張ります。
でもね、、
ここまではわかるというか…過去の自分を振り返ってもある程度は起こりうることかと思うのですが、実際に担当させて頂いて私自身が強く感じることは、
カットが…
もちろん私自身カットが上手いとは思っておらず、まだまだ向上せねばと思っております。
ある意味技術に正解はないです。
実際上手な美容師さんに素敵にしてもらってその美容室に通い続けている方がほとんどだと思います。
にしても、コレは…なぜ…
という方も本当に多いです。
当たり前だけど切ってしまった毛は戻せないのです。
そして、切った後、1ヶ月後、2ヶ月後にどうなるのかは美容師はわかるはず…
レイヤーの入れすぎ、量の梳きすぎで、かなり長さを切らないと整わないこともしばしば。でもそんな方に限って「伸ばしたい」と思ってたりします。できる限り説明をしますが、ジレンマです…
そしてもう一つ、
カウンセリング、説明不足
ご新規の方は、カウンセリングが通常より長めになることが多いです。
それはコミュニケーションの安心感含め、「なりたいヘアスタイル」含め、その前に「なぜ今納得いかない状態なのか」をどこまで共有できているかが大きかったりします。
もちろん「なりたい自分、ヘアスタイル」が最終的に重要だけど、その前に「なぜ今(まで)そうなれなかったのか」、「それはなぜなのか」に、ズレがあったりします。
「私はショートは似合わない」
「私は前髪は作れない」
とか、
自分にNGを持っている方が多いです。
はたまた髪の毛のキャパを超えたパーマや縮毛矯正がされていたり…
でも話を聞くと、ほとんどの場合、全然そんなことはないんです。似合うショートはあるし、前髪をつくる方法もあるんです。
で、なぜお客様が「私にはできない、似合わない」と感じたかというと、
やったけど「失敗した」「似合わなかった」「美容師さんにムリと言われた」からなんです。
偉そうに言って私もなんでもできるわけじゃないし、もっともっと向上しないとですが、それでも本音で思っていることは、お客様の「できない」をつくっているのは美容師だということ。
本来美容師はそうじゃない。
逆に、
私はこんな風にもなれるんだ。
というポジティブな可能性を見せてあげることが美容師の仕事の価値です。
髪の毛、ヘアスタイルに関してはお医者さんと一緒。
美容師が軽い気持ちで言ったこともお客様は良くも悪くも信じてくれます。
そのお伝えが本当なのか。
知識不足、技術不足ではないのか?
どうしてもできること、できないことはあります。
それを本音で正直に伝えること。
そして「できないこと」を最小に、「できること」を最大にするための努力を惜しまず、今後も精進してまいります。
………
なんか固いw
でもまあそんなときもあったり!