【必読】プロとしてノンシリコンシャンプーの事をまとめてみた。
こんにちは。
美容師の仕事大好きな美容師、成田です。
シャンプーについての話はお客様も美容師もものすごく多いですよね。みんな悩むし、情報も沢山あるからお客様の知識レベルもかなりここ数年で上がっているのを感じてます。
しかしそれと共に持ってる知識にバラツキがあると感じ、一度まとめてみようと思いました。
難しい事は極力減らしてあるので、読む方の知識、情報の整理になれば嬉しいです。
シリコンとは簡潔に言うと完全人工(ケミカル)の髪の毛に艶、なめらかさを出すものです。
で、「シリコンは良くないのか?」
ノー!シリコンは現在様々な種類があり、もはやひとくくりに良い悪いを判断すること自体がなんか変!
例えば
[メチコン]の成分(ジメチコン、アミノプロピルジメチコン、シクロメチコン、ジメチコンコポリオール、など)
[シロキサン]の成分(シクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シクロペンタシロキサン、など)
[シリル]の成分(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ、ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、トリメチルシリルアモジメチコン、など)
[シラン]の成分(シスチンピスPGプロピルシラントリオール、加水分解野菜タンパクPGプロピルシラントリオール、など)
ちょっとだけ難しい言葉出してみましたが、困っちゃいますよね。これでも一部なんです。そしてこれからもたくさん開発されていくんです。全部「シリコン」なので、これで良い悪いではもはや決めることではないと思うんです。そして実際最近の良質なシリコンは安全性はかなり高くなっています。まあ市販の低価格のものはガッチリコーティングして、いわゆる頭皮を覆い、毛穴を詰まらせる原因になるものもまだありますが…
成分表示にも「シリコン」とはかいてないですしね。
それでも自然派を極めるならノンシリコンもあり
結局は好みもあると思うので。コーティングがない分きしむ、パサつくという可能性が高く、実際お客様の声も多いです。そこをカバーできるものならいいのでは。というのが私の気持ちです。ただ、シャンプーはノンシリコンでもコンディショナー、トリートメントには入ってるパターンも多いです。
1番最低限気にして頂きたいのは
「ラウレス~ラウリル硫酸~」系の界面活性剤はちょっと……
露骨に否定するのはアレなのですが、私の美容師目線だと思ってください。これらは「高級アルコール系」と言って、安価で大量生産できるのですが、洗浄力が強いのが特徴で、毛髪、頭皮の汚れはとりつつも必要な水分油分、さらにはアミノ酸まで流出してしまいます。
「シャンプーだけした後はバサバサ、ゴワゴワしちゃう」というのはこのパターンです。
最後に
じゃあどのシャンプーがいいの?
って話になっちゃいますよね。そうですよね。お客様にも聞かれる質問ダントツ1位です。
私も何年も美容師やって、ちゃんと知らないてお客様に売ったりしたくないと、正しい事を伝えようと、色々調べたり、外部の講習に参加したりしましたが、学んだことは上記の内容をもっと細かく難しくしたものです。
そんな今現在の私の答えは
今通っているサロンのシャンプー&トリートメント
です。
一応これでも本音で本気です(@_@)
通っているサロンでシャンプーされて髪質悪くなったと思うことはあまりないですよね?もしそうならもうそこには行ってないと思います。むしろやっぱり美容室のシャンプーはいいわ~☆となることがほとんどではないでしょうか。それが自宅で感じられたらそれがベストだと思います。
どの美容室も取り扱うシャンプーは悩んだ末に決定しています。そこを信じるのが何より美しい髪への近道です。
2014-10-24 by
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