COTA STYLIST AWARD2018 コタスタイリストアワード
日曜日
営業は15:00で切り上げて、バスで青森空港へ。
緊張もあるけど京都まで行けるし、青森の他のサロンの方とも一緒だし、楽しみなのといろいろが混ざった感じ。
夜は焼肉を。
明らかに肉を。これだけで運気がアップした気になるくらいの美味しい焼肉、本当にありがとうございました。
そして本番、会場イン。
そして当日、京都パルスプラザ。
来た。
COTAは本当に「人」がとてつもない会社で、少しでも関わったことのある方はすぐに声をかけてくれる。誰でも。関わるたびに「一流の上場企業とは」みたいなものを「人」で感じ、学ばせてもらえる。
選手とモデルさんは受付したらすぐ控え室へ。
いろいろ細かくも伝えたかったけど、本当にすぐだったので、一枚撮って念だけ込めてお別れ。
でも石田はどんな状況でもこちらが今何言おうとも「いつもの石田」を出せるのが最大の強みだから大丈夫。本人は緊張してるんだろうけど。
成田思わぬ再会
それから応援席の開場まではまだ時間あったんだけど、なんと、前職の上司に遭遇。選手が出ることは知ってたけど、誰が引率かは知らなかったから。吉祥寺エリアの歴史の土台を作ってくださった方で、自分はある意味そのお膳立てされたステージで10年間楽しく働かせてもらったんだと思う。
よく飲みにも誘ってくれる兄貴分で、いつもたくさん話してくれたし、
また、自分が人生で唯一「あちらのお客様からです」という、紳士の、いや紳士だとしても本当に存在するかどうか未だに謎なシステムのお酒のもらい方を体験させてもらった。
お洒落なバーとかでは無くて、井の頭公園前の焼き鳥屋「いせや」で。
そんなことも思い出しながらその日もいろいろ話しながら、自分の現状も報告できて嬉しかった。コツコツ仕事を続けてると縁は続くと実感した。
開会式
そんなこんなで、いよいよ開会式。
オープニングの映像だったり、社長、来賓の挨拶だったり。カメラとスマホを両手に動画撮るのと写真撮るのと、でも肉眼で焼き付けたいし拍手するとこはちゃんと拍手したいというパニックな時間が始まった。
横を見ると、秋田のクレイスさんの金野オーナー夫妻は、ご主人が一眼レフ、奥様がスマホで動画という、役割分担がなされていて、来年は絶対にみんな連れてこようと決めた。
ひとまず知ったのは同志社大のチア部ハンパない。
いよいよ競技スタート。ワインディング部門から。
競技はワイコンから。
青森仲間のアレイズの安田さん。
超かっこいい。てかこんな空気の中で巻くとか信じられん。だからこそみんな勝ち上がってきたんだけど。
後から知ったけど安田さんの隣がいわゆるレジェンドだったみたい。相当な圧のなか頑張ったみたい。本当にカッコいい。
そしていよいよスタイリスト部門。の前に
更にレベルを上げて再登場の同志社大。
人が、飛んだ。
そして…
神のなにかを見た。
競技の応援と場の空気づくり、盛り上げがチアリーディングの目的だとしたら、役割果たしまくりでしたこの子達。
密かに重要、「競技のポジション」
その興奮の中始まったスタイリスト部門、
そう、そういえば、みんな一緒にステージの上で施術するんだけど、その場所は先に決まってて、ゼッケン番号順。
張り出されてた。
石田は「3番」。
3…
オゥ、1列目真ん中。
最高。既に王者か!って位置どりで競技スタート。
姿勢がいいのは本当に大事。審査員も映える。
引っかかってたこと。
と、ここで実は自分、1つ不安が。
伝えそびれてたことがあった。
「できる限り早くクロスを外すこと」
「できる限り早くモデルを立たせること」
自分の今までの経験と、他の強い人の傾向から、コンテスト系ではいつも大事にしてること。
実際は審査は仕上がりと後のプレゼンでの点数だけど、この競技中も見られてるから、「あ、この人」って印象にどれだけ残るか。
みんな一律にやってると、見てる方からするとどうしても馴染んじゃう。
そして時間ギリギリまで髪の毛細部ばかり気にしてると最後の最後でのトータルでのバランスが疎かになったりするから、仕上がり全体観を見る時間をどれだけつくれるか。
ってのを言えてなかった…
と、反省しながら、でもそれが全てじゃないから、、しかしスマン、、と念を送りながら。
そしたら、
1番にクロスとって立たせた。
びっくりした。明らかに20人の中で際立った瞬間。
ステージのど真ん中で堂々と。
後から聞いたら、前に青森スタイリストアワードの時に言ったの覚えてたみたい。
見事だ、
見事だ石田!!
まだ座ってスタイリングしてる選手もいたり、終盤になってモデルさんを立たせる人もチラホラ。
そんな中石田のモデルのエリカさんは圧倒的モデルスタイルな長身で、会場の目線が自然と集まった(成田調べ)。
そして、
時間を余す石田。
多分意識して、だいぶ時間早かったっぽい。
うん、いつも一緒に働いている上司として、明らかにわかった。
「あいつ、やること無くなった。」
みんなギリギリまでスプレー吹きまくったり髪の毛触り続けるけど、石田は、「見る」。
もう最後の1分くらいは
オラついてた。
こっちに手を振って終了w
いろんな意味で石田らしさが存分に発揮されて良かった。
そしてプレゼン。
本人はそりゃプレゼンの方が不安だっただろうけど、本人が思ってるほど不安感でない人だし、そんだけ練習してたのも知ってるので、落ち着いて見てた。
お見事!
他の選手の素晴らしいスタイルも見て、プレゼンも聞いて、無事終了。
今回は入賞ならず
いや悔しいよね。ものすごく良い経験になったしこれまでの準備もいろいろ不慮の事態にアップダウンしながらここまでこぎつけたから、それだけでも充分素晴らしい経験だし明らかに成長もしたけど。
どんな風に思ってんのかな〜と思ったけど、はっきりと悔しそうにしてたからよかった。
悔しいのが一番大事。
次勝てばいい。
夜はワインディング3連覇という人間離れしたことを成し遂げたレジェンドと遠慮なく絡みながらおでんいただきました。
王者らしい強さと謙虚さと、愛嬌たっぷりの素晴らしい方でした!
お世話になった皆様本当に、ありがとうございました。
また来年も。
京都の話、おわり。