最近の「ピンク」なカラー、濃さもいろいろ、作り方もいろいろ。
こんばんは、青森市の美容室「アオノハ」成田です。
日々いろんなカラーリングしてますが、
アッシュ、ベージュ、グレー系のいわゆる「寒色系」まだまだ王道な世の中ですが、
だいぶ最近は「ピンク系」多くなってきてます。
どんなカラーでも共通なのが、いわゆる「ベース」の状態で実現できる色味の幅が変わってきます、
その上で薬剤コントロールで、いろんなお客様にいろんなオシャレ色を。
1.ブリーチ無しでワンプロセス(ベース明るめ)
ご来店時は約13レベルの明るめベース。
「ピンクっぽいような、ブラウンっぽいような」色味が目標だったので、そのまま一発で。
2.ブリーチ有りで、シアーな柔らかピンクベージュのグラデーションカラー
ブリーチで毛先のグラデーションと、ラフに馴染むようにバレイヤージュで毛先がホワッと明るくなるようなベース。
オンカラーもピンクだけどかなり色素薄めでベージュっぽく、柔らかい質感に。
3.ブリーチではないけどダブルプロセスで濃いめのベリーピンク
後々のこと考えてブリーチはしないけど、ハッキリ色味を出すために、
1.明るめ薄ピンク(ベースづくり)
2.濃厚ピンクレッド
というより手順で。
ハッキリとジューシーなピンク味が出てくれます。
4.ブリーチ有り、更にアルカリカラー&塩基性カラーで濃厚チェリーピンク
もともとブリーチ数回の履歴があるのでそのまま一発で濃ゆいピンクレッドを投入。
実はそれでいけると思ったけど、シャンプーでかなり流れてしまい、イメージよりだいぶ薄くなってしまったので急遽塩基性のピンクレッドをオン。
ハッキリと鮮やかなベリーピンク。
ブリーチ回数が多かったりハイダメージだと色を出しやすかったりもする反面、流れやすく、ビビッドにしにくかったりもするので要注意(←自戒、、)
お客様のご希望&ベースの状態&今後のプラン、全部考慮した上でプロセス判断が大切。
似たようなゾーンのある色味(今回はピンク系)でも、方法は本当に人それぞれ。どうやって、どこまで攻めるかどこまで守るか、仕上がりだけじゃなく日頃の生活がベストになるように最適なカラーリングをしていきましょう。
2019-05-18 by
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