実は美容師ロマンが詰まってる【パーマのヘルプ】
こんばんは、青森市の美容室「アオノハ」成田です。
おそらくほとんどの美容師アシスタントが通る道、
パーマのヘルプ
今日、パーマ施術の後にヤマダ氏に色々ヘルプの仕方について伝えたところ、しばらくしてバックルーム見たら、
石田氏がいろいろ教えてくれてました。
こういうのに時間割いてくれるのってありがたいです。
ロッドとかゴムとかスタイリストに渡すアレ。
実は美容師というか、接客業のいろんな大切な要素が詰まってたりします。
何気なくやってるようでいろいろ人によって違うので面白いです。
出す場所、タイミング、持ち方、、、
センス良くあっさりできる人もいるけど、自分はぶきっちょでかなり悩んだ記憶があります。
上手くできなくて先輩アシスタントと交代させられたり…
夜な夜な輪ゴムを右手から左手に、左手から右手に渡して練習してました…
当時先輩、上司から言われて心に残ってるのが、
・ヘルプも「作業」じゃなくて「接客」。
・ヘルプするならスピードが倍速にならないとヘルプの意味がない。
慣れてくると楽しくなったり
スタイリストになってヘルプしてもらうようになるとまた楽しかったり。
(ほれほれ、早く巻けい…!)
(お前のヘルプが間に合わない位に巻いたるわ…!)
(え、そんなゴムの取り方しちゃうの…!?)
みたいな。
お客様には関係ないですよね、スミマセン。
でもドンピシャ息ピッタリで巻き終えた時そしてそれがお客様に不快感ゼロでできた時のその気持ち良さって美容師にしかわからないフェチズムな満足感。どこまでこだわれるか。
ヘアスタイルには直接関係ないように見えて後々の成長、成果の土台になってくる「ちょっとしたヘルプ」。
そんなマニアな話ができるのも嬉しかったり。
パーマされるお客様はぜひチラリと注目してみては。
2017-05-10 by
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