「希望のカラーリングのオーダー」どう伝えてますか?
慣れない地下鉄乗ったら案の定間違えて、突如「表参道」に降り立ってしまい、素敵なクリスマスイルミネーションを見ながら渋谷まで歩きました。
さて、カラーの話。
どうやってオーダーしてますか??
いろいろですよね。
・口頭でイメージを伝える。
・ヘアカタ等でビジュアル確認。
・カラーチャートを見る。
・お任せ。
大体この辺りでしょうか。
どれが正解、不正解とかは無いですよ。
この中のひとつ、ヘアカタ等でビジュアル確認について。
これ1番なんか「正しい」っぽい感じしますよね。目で見てるしね。
髪色を写真を見て決める時に知っておきたいこと
でも一歩後ろに下がって、窓からの自然光を受けると、
意外と明るい?ってなりませんか?
光環境で髪の色はかなり違くみえます。
さらにはカメラの設定、画像の編集の仕方でも変わってきます。
雑誌のヘアカタだと、雑誌による色味の傾向もあったり。
そして、以前はヘアカタといえばキッチリとヘアスタイルを同じ環境で撮られたものがほとんどでしたが、最近、そしてこれからは「いかに1枚の写真として素敵か」に寄った、イメージ感の写真も多くなりそうです。
すでに最近はお客様も本のヘアカタじゃなくwebから探すことがほとんどだと思います。Instagramとかも。そしたらなおさら様々な環境の写真、その中の髪色になります。
私も悩みました。写真でイメージ共有するときはできるだけ「その中のどの辺のどんな感じが」好きか聞くようにしてます。
同じ写真見てても捉え方が違ったりするので、写真を見ながらも
できるだけ言葉を多くして伝えるのがオススメです。
でも…
難しかったりしますよね。
「この感じ伝えるのにこの表現、この言葉であってんのかな?伝わってんのかな?」って。
なので、私が推奨するイメージ共有のしかた(ビジュアル、写真をを見てすり合わせる場合)は、
その美容師のスタイル写真で共有する
本来そうあるべきかと。その為に撮影してるのではないかと。
本人の作品なら自分でカラーしてるので実際どんな仕上がりになるのか、どんな光環境でどんな見え方するのかが正しく伝えてもらえると思います。
お客様も日頃どんなライフスタイル、「魅せ場はどこなのか」も大事ですね。
外なのか、オフィスなのか、はたまた飲食店勤務なのか。どこで最高に髪色を発揮したいのかも共有できるとバッチリです。
でも、なんだかんだで究極のオーダーは『お任せ』
あ、もちろんいつでも「お任せ」って言えば好きな色になるってわけじゃないですよ!
そんな信頼関係までできたら安心というか、正直お客様も楽ですよね。「伝わるかどうかのヤキモキ」からの解放の状態です。
さらにカラーにこだわる美容師なら、任せていくことで常にクオリティの高まりを感じられるでしょう。
本当に良い髪色は1発で出来るものではなかったりします。同系色なら適切な頻度で繰り返すことで、元の自毛の色素に負けない深みを表現できたり、今までのカラーで毛の中に残っている色素を考慮して新しい色味にシフトしたり。ダメージを最小限にできたり、季節や、イベントに合わせてプランニングすることで365日素敵な髪色でいられます。
私も全てのお客様とそんな関係を築けるように日々邁進します!
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