【あるある質問】「カラーとパーマってどっちが髪傷みますか?」
12月がもうすぐそこ。
なぜか毎日そわそわしてます。成田です。
久々の「あるある」シリーズ。
カラーとパーマってどっちが髪傷みますか??
これ!
本当によく聞かれますが、、
本当にこれはなんというか結構な質問だから!
そして、美容師としてもなんとなく答えるのはあまりにも無責任。毎回できるだけしっかり説明してます。
なんとなく日々の会話でお客様の多くはパーマの方が傷みそうと思っておられる方が多いようです。
回答としてはですね、、
いや、どっちがとか一概にそういうわけじゃ…
正直なところコレです。
なぜなんだと!
どういうことかと!
まず、
「カラー」と「パーマ」では、毛髪の負担のかかる場所がちょっと違う
お客様向けにお伝えしたいのでフィブリルやらコルテックスやら細かいケミカル説明はしませんが、
簡単に言ってしまうと、施術後、
カラーは主に「髪の表面付近」、パーマは主に「髪の内部組織」に変化が出てきます。
(「主に」ですよ!)
作用する箇所、流出してしまうアミノ酸がそれぞれにあるんです。共通のものもありますが。
なので「どっちが傷む」という問いに対しては「こっち!」と簡単に答えられないのです。
アレですね。
「頭をゲンコツ」と「ほっぺをビンタ」、どっちが痛いか?みたいな。
スミマセン。伝わりますように。
そして重要なもう1点。
どっちにしろ担当美容師の采配、技術力で大きく変わる
そう。カラーにしろパーマにしろ。強く傷ませてしまう方法もあるし、負担を最小限に、良いコンディションを保つ方法もあります。
それもお客様のご要望スタイルに対して、どこまで配慮した施術ができるかで大きく変わってきます。
もしかしたらその時の仕上がりは同じようにできても、毛髪内部は全く違う状況かも。それはおそらくその後の日々で実感するでしょう。
「今の髪の状態に対してどの仕上がりを目指すのか、そのゴールに向かうための方法で最もベストな方法は何か」
その適切な判断、薬剤選定、施術の的確さ、タイムコントロールが、美容師の力の問われるところ。
そして大切なのは「的確な説明」
お客様の求めるものに対して、ただやるのではなくリスクがある時は伝えるのも重要な責任なので、私も時にパーマを今はすべきではないとお伝えしたり、ハードめなパーマやハイトーンのブリーチ系のカラーをする時には必ず予測される髪の負担も受け入れてもらいます、その後の最適なケア方法も。
ややこしいですがご理解いただけましたでしょうか…?
おそらくパーマの方が直線→曲線なので実感論として手触りが明らかに変わるから傷みと感じやすいのかも知れませんが。
ただ、無責任に「パーマの方が〜」「カラーの方が〜」と言ってしまうべきではないと 思い、つらつらと書かせていただきました。
ちゃんと説明するので、相談して今も、未来も最高のヘアスタイルにしましょう!
※いよいよ年末!12月は既に後半がご予約多数頂いておりますので、年内に綺麗にして年越しされたいお客様、12月前半がオススメです!どしどしご連絡お待ちしております!
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